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CFNM・マゾヒスト・露出狂研究所

CFNM、CMNF、SM、屈辱、羞恥、同性いじめ等の作品紹介、体験談、オリジナル小説を公開しています。

後悔する新人 #9

秋野君と入れ違いで美玖ちゃんが出ていく。秋野君は、少し疲れたような顔をしている。

村上「面談どうだった?」

秋野「なんか色々聞かれた」

村上「面談なんだから当たり前だろ。どんなこと聞かれたとかさ」

秋野「知らね」

村上「秋野はタメにならないねぇ」

村上君がわざとらしく溜息をついた。秋野君は、特に面談の話はせず何かを考えているようだった。他の人には聞かれたくない事でも聞かれるんだろうか?

村上「あー退屈だなぁ、帰ろーかな」

秋野「まだ面談やってねーだろ」

村上「今日じゃなくてもいいじゃんか」

秋野「ごめんね。コイツうるさいでしょ?」

雫「全然そんなことないよ、楽しいし」

嘘じゃなかった。このメンバーだったらきっと大学生活も楽しくなるって思えた。秋野君も申し訳そうな顔をしていたけど、内心はきっと楽しいんだと思う。

美玖「ただいまぁ~」

雫「お帰り美玖ちゃん。どうだった?」

美玖「んー?セクハラはなかったから大丈夫」

雫「そりゃそうでしょ」

美玖「なんだかお医者さんの問診みたい」

雫「ふーん」

美玖「次は雫だよ」

雫「うん」

賑やかなゼミ室を出て、五十嵐教授の研究室へ向かう。研究室の扉が少し開いている。隙間からタバコとアルコールの香りが漏れている。ノックしようと思ったが、そのまま声をかけてみる事にした。

雫「真中です」

五十嵐「入っていいぞ」

雫「失礼しまーす」

静かに扉を開ける。研究室の惨状は変わらず、タバコの煙が天井いっぱいに広がっている。五十嵐教授は、丸椅子をギシギシときしませながらノートに何かを書いていた。

雫「あの…」

五十嵐「座って」

雫「はい…」

私が目の前に座ると五十嵐教授は、私の顔をじっと見つめる。正確には瞬きをせず瞳を見つめていた。その瞳を見ていると、なんだか落ち着く。周りの雑音が消えていくような…。少し眠い感じがした時、五十嵐教授が声をかけてくる。

五十嵐「名前は?」

雫「ま、真中雫です」

五十嵐「誕生日」

雫「4月29日です」

五十嵐「家族構成は?」

雫「父、母、妹の4人です」

五十嵐「両手出して」

私が両手を出すと五十嵐教授は、真剣なまなざしで両手を見つめた。右と左を交互に見比べながら、その後も質問を続けた。たまに同じ質問を交えつつ、聞きだした回答をノートに書きこんでいく。

【続】

後悔する新人 #8

村上「先輩ってどんな人?」

五十嵐「んー、ちょっと変わった奴だな」

秋野「教授も変わってるだろ」

五十嵐「ははは、まぁな。黒髪ストレートのパッツンで…」

美玖「美人?」

五十嵐「ああ、なんだっけかなぁ…ボンゴレ?」

村上「ボンゴレ?」

五十嵐「ゴロツキ?ゴキブリ?なんかそんな感じの服を着てたな」

美玖「それってゴスロリじゃない?」

五十嵐「あーそうだそうだ。ゴスロリって格好してたんだ」

秋野「ゴキブリだと全然意味変わってくるぞ」

五十嵐「なんでもいいだろう別に…。単位もほとんど取ってるから俺のところにもめったに来ない。弁護士になりたいらしくて今は法律事務所でアルバイトをしている」

雫「すごーい」

村上「メチャクチャ優秀なんだなぁ」

五十嵐「全然愛想がないんだけどな。俺の冗談にも全く笑わないで『早く次の章に入って
下さい』って真顔で言いやがる」

五十嵐教授は、ムッとした表情浮かべて腕を組む。それにしても、自分のやりたいこと決めて、前向きに努力している先輩がいるのは凄い。

五十嵐「とりあえず面談でもするか」

村上「面談って面接?ゼミに入れないとかあんの?」

五十嵐「いや、全員大歓迎。お前等がどんな人間なのかを知りたくてね」

五十嵐教授が大きく背伸びをして立ち上がる。首をパキパキと鳴らす。猫背なのにこんなに背が高いなんて、バスケットボールの選手みたいだ。腕や肩幅からして何かのスポーツをやっていたのかも。

五十嵐「あいうえお順で俺の研究室に1人ずつ来い」

村上「変な事しようとしてるんじゃないの?」

五十嵐「お前等みたいな子供に変なことするほど落ちぶれてねーよ。俺は年上好きなんだ。秋野行くぞ」

秋野「はーい」

五十嵐教授と秋野君がゼミ室を出ていく。あいうえお順でいけば最初は、秋野君。長谷川、真中、村上。私は3番目になる。

美玖「2人は彼女っているの?」

雫「!!」

急に美玖ちゃんが村上君に問いかける。予想していなかった美玖ちゃんの言葉にペットボトルのお茶をこぼしかける。

村上「ん?いないよ」

美玖「だってさ。良かったねー雫」

雫「美玖ちゃん‼」

私は動揺しながら美玖ちゃんの腕を引っ張る。

村上君が意地悪な笑みを浮かべて私を見つめた。

村上「なるほどねぇ~雫ちゃんは秋野が好きなのかぁ」

雫「いや、そんなことは…ななな」

美玖「ヨダレ出てるよ」

雫「え?嘘?」

美玖「嘘」

雫「ちょっと‼」

村上「あははは、2人の掛け合いって漫才見てるみたいだね」

楽しそうに笑う村上君は、確かにイケメンだ。よく見ると肌も綺麗で美白。フットワークが軽くてチャラいように見えるけど、なぜか遊んでいるようには見えない。

秋野「終わったぁ~。次は長谷川さんだって」

美玖「うん、じゃあね雫」

雫「いってらっしゃい」

【続】

後悔する新人 #7

5分ほど経った頃、ノックする音が聞こえ、私たちは姿勢を正して坐り直す。

村上「失礼しまーす。あれ?美玖ちゃんと雫ちゃん」

入ってきたのは村上君と秋野君だった。私は思わず俯いてしまう。

偶然かもしれないけど凄く嬉しい。

2人は私たちの前の席に座る。

村上君がこちらを振り返り、優しい笑顔で話しかける。

村上「2人とも五十嵐ゼミにしたの?」

美玖「うん。雫が五十嵐ゼミが良いって言うから」

村上「へーそうなんだ。何するかよくわかんないけどよろしくね」

雫「何するかわからないの??」

村上「ああ、俺は秋野についてきただけだから」

何となく村上君と美玖ちゃんは相性が良いんじゃないかと思った。

村上君の言葉にため息をついた秋野君が振り返る。

秋野「昔から何でも真似してくるんだよ、コイツ」

距離が近くて私はドキドキしてしまう。顔が近い…。

村上「いいじゃんかよ。考えるのはお前が担当なんだから」

黙って2人の顔を見比べ、不思議そうな顔を浮かべていた美玖ちゃんが口を開く。

美玖「でもさぁ、幼馴染なのに苗字で呼び合うって不思議だね」

雫「確かに」

村上君と秋野君が『またか』といった感じで顔を見つめ合う。

村上君がニコニコと笑みを浮かべ、秋野君は少し不機嫌な顔をする。

村上「それは秋野が名前で呼ばれるのを嫌がるからだよ」

美玖「そうなの?」

秋野「あんまり好きじゃないんだ。オッサンっぽい名前で」

村上「秋野泰男」

美玖「あー」

雫「で、でも貫禄があると言うか、男らしいと言うか…」

秋野「ありがと…」

出来る限りのフォローをしたつもりだったけど秋野君がどんよりした表情で私に複雑な笑みを浮かべる。結構気にしているらしい。

村上君は、そんな秋野君の姿を楽しそうに見つめている。気を使わないやり取りは、2人の関係が親密であることを物語っている気がした。

ガチャッ

男性「おお今年は4人か、大量大量」

背の高い男の人が入って来る。この人が五十嵐教授。オリエンテーションで、教授たちが自分のゼミについて長く語っている中、五十嵐教授だけは、

五十嵐「五十嵐だ。ゼミではディベートをやる、以上」

と僅か10秒で終わってしまった。他の教授たちが苦虫を噛み潰したような表情や冷たい視線を送っていたが、本人はまったく気にする素振りも見せず席に戻って行った。

村上「4人で多いってどんだけ人来ないゼミなの?」

五十嵐「お前らの1個上の先輩は1人だけだな」

村上「少なっ‼おい、秋野ここヤバいんじゃねーの?」

五十嵐「村上ぃ、そういうのは陰でこそこそ言うもんだぞ」

村上「え?俺の名前知ってるの?」

五十嵐「今年入学してきた生徒は全部頭に入ってる」

美玖「ウソー‼だって500人以上いるでしょ?」

五十嵐「長谷川、532人だ」

自慢げに言う事もなく、表情も変えずに飄々としている五十嵐教授に私たちは静まり返る。五十嵐教授は、得体のしれない、人間じゃないような、他の人とは違った雰囲気をしている。五十嵐教授は、席に座り、足を組む。

【続】

後悔する新人 #6

美玖ちゃんは、自分の荷物を手に取るとさっさと講義室を出て行ってしまう。私も慌てて荷物を手にして、美玖ちゃんの後を追いかける。既に講義室前の廊下に美玖ちゃんの姿はなく、私はため息をつきながら五十嵐教授の研究室へ向かった。

しばらく廊下を歩いていると、女子の姿を見かけるようになった。恰好からして看護科の生徒のようだ。楽しそうにグループで歩いている。あまり意識はしていなかったけど、他の学科はどちらかと言えば女子の方が多いのかもしれない。

美玖「あーやっと来た」

五十嵐教授の研究室の前で美玖ちゃんを発見した。疲れた様子は全くない。そんな美玖ちゃんとは対照的に私は息を切らしている。ちょっと運動不足かも…。

雫「美玖ちゃん歩くの早すぎ…」

美玖「雫が遅いんだよ~」

息を整えてからノックしようと思ったが、美玖ちゃんはノックもせずにいきなり扉を開ける。

美玖「失礼しまーす」

雫「あ、ちょっと」

運よく中には誰もいなかった。カーテンを閉め切り、外からの光りを遮断し、タバコとアルコールの混じり合った異様な臭いは研修室中に広がっている。

美玖「きったなーい‼‼‼‼」

スマホのライトで研究室を照らした美玖ちゃんが悲鳴を上げる。壁はヤニで変色しており、足の踏み場がないほど物が乱雑している。独身男性の部屋ってみんなこんな感じなんだろうか。お菓子の小さな包み紙が落ちているだけで大騒ぎするママが見たら気絶するに違いない。

美玖「汚すぎるうう」

雫「臭いも凄いね…暗くて見えない」

美玖「五十嵐教授いますかー?」

雫「一応電気点けてみる」

白い蛍光灯が鈍い音を立てながら光る。沢山の本が並び…と言うより棚に並んでいるのは数冊だけで、ほとんどの本は下に落ちている。論文らしき紙と参考書籍が机一杯に広がり、灰皿には大量のタバコ、缶ビールの空き缶も転がっている。

雫「やっぱり、いないみたいだね」

美玖「貼り紙がしてある。『ゼミ希望の新入生へ』だって」

雫「この紙に書いてある場所がゼミ室なのかなぁ」

美玖「じゃ行こう」

雫「だから待って…」

美玖ちゃんの右手を握り、勝手に行かないようにする。行動力があると言うか落ち着きがないと言うか…。美玖ちゃんも観念したようで、私の歩幅に合わせて歩く。

美玖「遅―い。日が暮れちゃーう」

雫「1分も歩かないでしょ」

美玖「あ、あそこだー」

雫「だからノックしなきゃ…」

ゼミ室を見つけるなり美玖ちゃんは走り出し、そのままの勢いで扉を開ける。中で会議やディベートをしてたら…。そんなことは少しも考えないらしい。

美玖「誰もいないね」

ゼミ室は閑散としていた。長机にプラスチック製の椅子が何個も並んでいる。正面には大きな窓があり、ブラインドが閉まっている。美玖ちゃんが電気を点けた。蛍光灯に明かりが灯る。

雫「待ってればいいのかな?」

美玖「とりあえず待ってよ。お菓子食べる?」

美玖ちゃんが目の前の席に座り、コンビニ袋からポテトチップスを取り出す。

美玖「んー開かないなぁ」

雫「ちょっと‼まだゼミ室で食べていいかなんて分からないし、そんな開け方したら…」

私の注意は遅すぎた。ポテトチップスが宙に舞い、床に飛び散る。美玖ちゃんが苦笑いを浮かべる。その顔を見て、私は思わず吹き出してしまう。

雫「落ち着きがないなぁ」

美玖「あはは、よく言われる」

私達はクスクスと笑い合い、五十嵐教授や他の生徒が来ないうちに慌てて掃除をした。掃除道具がないので、拾った後にウエットティッシュで拭くだけなんだけど…。

【続】

後悔する新人 ♯5

オリエンテーションは2時間びっちりで、ゼミの教授が一人ずつ挨拶と専門講義、ゼミの内容を説明した。休憩時間を挟み、午後はそれぞれ決めた教授の研究室へ行く。

美玖「はーオリエンテーション長すぎぃ、もうどこでもいいや」

雫「ダメだよ。卒業まで勉強するゼミを決めるんだから真剣に考えないと」

美玖「ボーっとしてそうで意外と真面目なんだねー雫って」

雫「美玖ちゃんが適当すぎなんだよ」

美玖「私は雫と同じ所でいい」

雫「それはちょっと嬉しい」

これは本音で、実を言うと女子一人で男子に囲まれながらのゼミは不安だった。美玖ちゃんがいればきっと大丈夫。

美玖「うふふ、そう言えば雫ってどこに住んでるの?」

雫「ん?パープルマンション」

美玖「ええ!?ここら辺で一番大きいマンションじゃん‼家族で住んでるの?」

雫「い、いや。1人で…」

美玖「雫って、お嬢様なんだねぇ…」

雫「あ、あはは」

美玖「だから否定しなさいよ…今日遊びに行ってもいい?」

雫「別にいいけど段ボール山積みで散らかってるよ」

美玖「気にしないから大丈夫。替えの下着はコンビニで買うし」

雫「ええ!!帰る気ないの?」

美玖「一緒のお布団でもいいからさぁ」

雫「いいかどうかは私が決めるの」

美玖「ちぇー。あ、ゼミどうする?」

雫「五十嵐教授のゼミにしようと思ってる」

美玖「う~ん。五十嵐教授のゼミかぁ」

雫「なんか面白そうじゃない?ディベートやるみたいだし」

美玖「噂だと女子生徒に手を出す変態らしいよ」

雫「またまたー」

美玖「本当だってぇ。あ、でも単位が危なくなったら雫に脱いでもらえば…」

雫「どうして私が脱ぐの!!」

美玖「冗談冗談♪さ、五十嵐教授のところ行こ」

雫「あ、ちょっと待ってよ」

【続】

後悔する新人 ♯4

雫「その人って今いる?」

美玖ちゃんが講義室をぐるりと見渡す。

美玖「んーまだ来てないみたい」

雫「もう席なさそうだけど…」

美玖「あ‼いたいた‼あれあれ」

美玖ちゃんがそっと指をさす。髪を肩まで伸ばした男子がニコニコと笑いながら講義室へ入って来る。背も高く、顔も整っている。確かに他の男子とは雰囲気が違う。

雫「確かにカッコいい系だね」

美玖「こっち空いてるよーー」

美玖ちゃんが手を振って声をかける。隣の席を2つ空けていたのはそういう理由らしい。カッコいい男子は、もう一人の男子を連れて美玖ちゃんの隣の席に座った。

イケメン「ありがとう。いやーギリギリだと席がなくて困っちゃうね。助かったよ」

美玖「いいのいいの。たまたま空いてたから」

村上「俺は村上。こっちは秋野」

秋野「よろしく」

美玖「私は長谷川美玖」

雫「…ま、真中雫です…」

村上「へー美玖ちゃんと雫ちゃんか。よろしくね」

秋野「お前、いきなり名前呼び捨てとか失礼だろ」

村上「細かいなぁ。これから仲良くなるんだからいいじゃん」

秋野「しょうがない奴…」

村上「あ、あれ義也じゃない?」

秋野「誰だっけ?」

村上「野球部の」

秋野「あー」

村上「ちょっと声かけてこようぜ。おーい義也」

秋野「せっかく席取ってくれたのにごめんね。じゃまた」

嵐のようにやってきた2人の男子はあっという間にやって来て、あっという間に去って行った。それは、本当に一瞬の出来事だった。

美玖「はぁー超カッコいい。村上君…全然喋れなかったけど…」

雫「確かにカッコいいね…」

美玖「言っとくけど村上君は私が狙ってるんだからね」

雫「わ、わかってるよぉ」

美玖「まぁ、雫はどっちかって言えば秋野君派みたいだし」

雫「う…」

美玖「拒否反応しなきゃ肯定することになっちゃうんだけど?」

雫「えへへ」

美玖「その苦笑いは…決まりだね。でも秋野君もなかなかカッコいいよね。あの2人仲良いみたいで、いっつも一緒にいるの。イケメンが並んでるのって目の保養になるよねぇ」

美玖ちゃんが遠い目をしながらニヤニヤと笑みを浮かべる。視線を前に向けると、村上君と楽し気にしゃべる秋野君が映る。自分があの隣りに座れたら…そんな期待も自信もない少しの希望を持ちながら、私は転部の考えをやめた。

【続】

後悔する新人 ♯3

今日はオリエンテーションの日。遅刻すると恥ずかしいから早く講義室に行ってみたけど全然人がいなくて一度退散。時間ちょうどに行ってみると今度は行列が出来ていた。

雫「うわぁ…男の子ばっかり…」

講義室に入り、後ろから席を探してみる。どこを見ても男子ばかりで座る場所も見つけられない。

???「ねぇ」

雫「は、はい」

女の子「あなたも政治経済学部?」

雫「う…うん、あなたも?」

美玖「私は美玖(みく)。よろしくね」

雫「私は雫。よろしく」

美玖「あっちに席が空いてるから行こうよ」

雫「うん」

ポニーテールの似合う活発そうな女の子は、長谷川美玖ちゃん。テニスで県大会に行った美玖ちゃんは、明るくて元気な印象だった。背も高くて、すらりとしている。初めて見る女子に私はとても安心した。

美玖「でも男子ばっかりだよねぇ」

美玖ちゃんが講義室を見渡す。数少ない女子が珍しいようで、見つめていた何人かの男子が視線を逸らす。

雫「うん、でも女子がいて良かったぁ」

美玖「なんか男子200人に対して女子は10人くらいしかいないらしいよ」

雫「少ないんだね…」

美玖「それにしてもずいぶん見られてるねぇ、雫」

雫「見られてるって?」

美玖「男子の視線」

雫「ええ?私?」

美玖「すれ違う男子がみーんなこれ見てたよ」

雫「きゃあ」

美玖ちゃんが胸を突っついてくる。思わず胸を押さえる。

雫「な、なにするのぉ」

美玖「ふふ…男子をメロメロにする物体を確認したの」

雫「んーでも確かに言われてみればジロジロ見られていたような気も…」

美玖「こりゃあライバル出現だなぁ」

雫「ライバル?」

美玖「雫って彼氏いる?」

雫「いないよ」

美玖「処女?」

雫「しょ!!!」

美玖「あーもういいや。わかった」

雫「はぁ」

美玖「私も全く同じ。女子高だったからさ男子との接点なかったんだよね」

雫「美玖ちゃんって女の子からモテそうだよね」

美玖「その通り。後輩の女子からモテモテだったよ」

雫「なんかわかる気するー」

美玖「私は決めてるの。大学生になったらカッコいい彼氏を作ってやるって」

雫「美玖ちゃん、立ち上がらない方がいいよ。みんな見てる…」

美玖ちゃんが視線を感じ、顔を赤らめながら静かに着席する。

美玖「と、とにかく、私は肉食系女子大生として積極的に男子との交流をはかろうと思っているの」

雫「カッコいい人いるかなぁ?」

ほとんど満席になった講義室を見渡してみる。どことなくオタクっぽいような男子しか目につかない。教授みたいなおじさんっぽい男子にガリガリの色白中学生みたいな男子まで…。あまりカッコいい男子はいそうにない。

雫「なんだか…いないような」

美玖「下調べは万全。この学部にはイケメンが1人いるの」

【続】

後悔する新人 ♯2

ママ「雫~。早く起きなさい」

雫「んんん…」

ママ「パパがもう車出すってよ」

雫「早すぎるよ…」

ママ「また下着で寝て。風邪ひいても知らないわよ」

雫「だって暑いんだもん」

外でクラクションの音が聞こえる。パパは本当にせっかちだ。ママもパパも私のことを考えてくれるのは嬉しいけど過保護すぎる。

『学生歓迎』という張り紙が貼られている不動産会社に入る。パパのお友達が社長をしている大手の不動産会社で、どのアパートやマンションも相場より桁一つ大きい気がした。パパとママと私と若い営業の男の人と営業車に乗り込み、マンションへ向かう。

パパ「なかなかいいんじゃないか?なあ?」

営業男性「大学までは徒歩20分ほどです。この周辺は、歩道も整備されていて、割と新
しい物件が多いんです。街灯も多いですし、お嬢さんも安心かと」

パパ「うん。見晴らしもいいなぁ。オートロック完備でエレベーターもある。安全第一だからな。ここでいいんじゃないか?」

ママ「雫?」

雫「んー」

ママ「もう、しっかりしなさいよ。貴女が住むんだからね」

雫「わかってるよー」

大学生1人が住むには広すぎると思った。家族4~5人が住むような広さで、部屋数も多い。私は興味なさげに部屋をウロウロとする。部屋よりも新しい大学生活が不安で仕方なかった。他にも女の子がいればいいんだけど…。

パパ「ここで決める。雫いいな?」

雫「あーうん」

パパ「んじゃここで」

営業男性「ありがとうございます。それでは一度事務所の方に戻りましょう」

ママ「ほら、行くわよ雫」

雫「はーい」

ため息をつき、楽しそうに営業の人と話をするパパの後をそっと追いかける。

★引っ越し当日

ママ「忘れ物はない?荷物はこれで全部なの?」

雫「大丈夫だって。全部まとめて持ってきたよ」

パパ「じゃあパパとママは行くけど頑張れよ。未来の総理大臣」

雫「なーりーまーせーん」

ママ「まだすねてるの?気持ちを切り替えて頑張りなさい」

雫「うん、頑張る」

ママ「じゃあね。ちゃんとご飯食べるのよ。足りないものがあれば送るから」

パパ「車はいるか?駐車場もあるみたいだし買ってやってもいいぞ」

雫「いらないよ。歩いていける距離だし」

パパ「ママ、お金渡しておきなさい」

ママ「ハイハイ、とりあえず毎月これくらい送るからね。足りなかったら言いなさい」

雫「これいくらあるの?」

パパ「30万円くらいか?」

ママ「足りるかしら?」

パパ「50万円くらいか?」

雫「こんなにいらないよ。それに私アルバイトしようと思ってるし」

パパ「まぁ、なくて困ることはないんだから受け取っておきなさい」

ママ「そうよ。なにがあるか分からないんだから」

パパとママは、封筒に入った札束を私に渡すとマンションを後にした。広い部屋は、やっぱりガラガラで、全ての荷物を置き終えても隙間だらけだった。2つの部屋は空っぽで何も置いていない。

雫「こんなに大きなテーブルどうするのよぉ」

ポツリと独り言を呟く。ベランダから大学が見える。楽しい大学生活が送れればいいんだけど…。私は部屋に戻り、夜食の準備を始めた。

【続】

後悔する新人 #1

雫「ど…ど、どうしよおお」

間違えに気が付いた私は目の前が真っ暗になった。目の前は真っ暗、頭の中は真っ白。どこでこうなってしまったのか…何を間違ったのか…とにかく今の私は冷静さを失っていた。

ママ「どうしたの雫?」

ママがお皿を拭きながら近づいて来る。溜め息をつき、静かに私を見つめる。普段からドタバタしている私にママは動揺しない。また始まったと言わんばかりの表情を浮かべている。

雫「これ見てよぉー」

ママ「んー?雫が受けた大学の合格通知じゃない。よかったじゃない。やっぱり雫は真面目だからねぇ」

雫「違うの‼学部学部‼」

ママ「あー」

私が希望したのは保育科。しかし、合格通知書に書かれているのは『政治経済学部』。私は事もあろうに入る学部を間違ってしまったのだ。確かに保育科を選択したはずなのに…。

雫「どうしよう。今から間違いましたじゃすまないよねぇ」

ママ「本当に肝心なところで抜けてるんだから…。もう受かったんだからいいじゃない何でも」

雫「よくないよぉ。私苦手なんだよ政治経済…」

ママ「ちゃんと試験受けて合格してるんだから大丈夫よ」

パパ「ふう~。んー?どうした2人とも」

お風呂上がりのパパが頭を拭きながらリビングに顔を出す。パンツ1枚でウロウロするのは何回注意しても直してくれない。

ママ「雫が学部を間違えたらしいのよ」

パパ「学部?どこに間違えたんだ?」

雫「政治経済学部……」

パパ「あははははは、いいじゃないか政治経済学部」

雫「よくないよー」

パパ「いいか雫、今時女性の政治家は珍しくない。お前も大きな夢を持って勉強すればいいさ」

雫「いや、私なるつもりないし」

パパ「いやいや、これも縁があったからだ。せっかくのチャンスを無駄にするな」

雫「はぁ…転部するしかないかなぁ」

ママ「せっかく入れたんだから少し考えてみなさい。自分に合わなければ転部を考えればいいのよ」

雫「…うん」

パパ「…雫が政治家になったら、俺の会社も…」

雫「もーしつこい」

よりにもよって一番苦手な政治経済を選んじゃうなんて…。でも、確かに試験の時に保育関係の問題は全然なかったし、政治経済の問題が異様に多かった気はした。

私は自分の部屋に戻り、ベッドに横になる。何度見ても『保育科』とは書かれてない。不安な気持ちを抱えたまま私は眠りについた。

【続】

川ノ橋女子高校の皆様と露出狂が猟奇的に戯れる絶望の日々 #5

川ノ橋女子高等学校を見学に来た二人は、図書館で学校のパンフレットを読んでいた。

希来里「それにしてもいろんなサークルがあるね~」

妃奈子「そうだな。スポーツ、文芸、あらゆるジャンルで川ノ橋は有名だし、サークルで結果を出せばテレビや取材も来るんじゃない?」

希来里「すごぉ~い、それって芸能人にもなれちゃうってこと??」

妃奈子「実際に女優やモデル、アイドルになった先輩達もいるから可能性はあるんじゃない?」

希来里「じゃあスクールアイドルにでもなる?」

妃奈子「色々と紛らわしいから止めよう」

希来里「ブーブー(# ゚Д゚)」

???「貴方たち、もしかして新入生?」

希来里「は、はい!!」

そこには眼鏡をかけたショートボブの可愛らしい女性が立っていた。背は低いが、胸は大きい。制服の色からして2年生のようだ。先輩は希来里の隣に座る。

堀田「私は堀田祥子。図書委員長で、読書サークルの副部長もしているわ。」

希来里「へぇー本が好きなんですね」

堀田「えぇ、ここには様々な発禁本、猥褻文書が所狭しと並んでいるの。」

妃奈子「確かに見たことがない本ばかりですね」

堀田「何か調べ物があるときは利用するといいわ」

希来里「あの人たちは何をしているんですか?」

全裸になったM男が一列に整列し、本を片手にオナニーをしている。顔を真っ赤に、凄い速さで股間を扱き上げていく。

堀田「彼らは図書委員です。といって本が好きなわけではなく彼らは猥褻文書が読みたくて図書委員になったオナニーサルですがね。彼らはうちの生徒ではありませんが、お金を収めて図書館に住んでいます。そして開館する朝から閉館の夕方まで射精禁止で扱きけます。たまに私や他の図書委員の女の子が気まぐれで手コキをしたりビンタをしたりしてあげてます。」

堀田はそう言うと、列に並んでいる内の一人の男に思い切りビンタをする。ビンタを受けた男は「ありがとうございます」と言って射精をし、その場に座り込んでしまった。希来里と妃奈子がくすくすと笑った。堀田が射精した男を様々な角度から撮影する。中には希来里と妃奈子が映り込んでいる写真もある。

堀田「この写真を写真部へ持っていくと一冊の本が出来上がります。これが学校の歴史となり、M男の歴史となるのです。コイツの写真は、今撮影したもので三百枚。この男が誕生して現在に至るまでの滑稽でバカバカしい歴史をDVDやCDの付録的で書籍化されるの。やがて図書館で人気となった本は書店でも販売され、誰でも購入することが可能になるわ

希来里「DVDやCDって何が収録されてるんですか?」

堀田「ご両親のインタビュー、元カノ、クラスメイトによる転落した本人に対する侮蔑のビデオレターと過去の恥ずかしい話の暴露、後はオナペットになった本人がワイプで解説しながら見る本人のオナニー映像とかね」

妃奈子「うわー聞いてるだけでドン引きです。私だったら生きていけません。」

希来里「それでもコイツは興奮するんだもんね?マジでキモイw」

堀田「そうだ。写真を写真部に届けてくれない?そのついでに写真部さんのサークル活動も見学してきたらいいわ」

希来里「わかりました‼」

【続】


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紫眼球水槽

Author:紫眼球水槽
CFNM、CMNF、羞恥、屈辱、SM、いじめに魅せられた紫眼球水槽です。体験談、経験談、お勧めのアダルト商品や書籍、欲望のままに綴った自作小説を公開させて頂きます。どうぞゆっくりお楽しみください♪

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※体験談に著作がある場合は、お手数ですがご連絡いただきますよう宜しくお願い致します。早急に削除いたします。

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